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2017-08

本日はいんすたやっておりますm(_ _;)m…

ということでっ、インスタやっておりますのでそちらをご覧いただけましたら幸いですm(_ _;)m…

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本日はD39出品の“真実” - 2011.11.25 Fri

佐久デザインフェア本日より開催!

ということでっ、本日より開催の「佐久デザインフェア2011」。

出品物の設営は無事に完了しました。


で・す・がっ(-o"-;)!、

実際に展示されるパネルは「A3」サイズ。

当方がこれまで、地道に体を張ってきた今回にまつわるトホホネタをこのA3サイズっちゅーキャンバスで表現するにはあまりにも厳しい首都圏並みの住宅事情(-o-;)。

そんな思いっちゅーものがありまして、

ここは一発D39の真実っ(-o"-;)!
(って、言ったら「週間○○」の記事みたいですな…)

というようなノリで真実を追求いたします
(あんたが当事者だから日本語の使い方を間違っている…)

というより、要は、


自分の苦労話を聞いて欲しいのですっ(-o"-;)/!


今回の記事はかなり長いですのでご覚悟を持った方のみご覧下さいm(_ _;)m。

今回は食器ということでっ、

周りからは


似合わない、

らしくない、

ふさわしくない、

木工なんかやめてしまえ、

そもそも人間としてどうなんだ


といった類のことを言われ放題でしたが、出しますっ(-o"-;)/!


食器っちゅーのは製作してみて初めて実感したのですが、コレ、究極の機能美の一つなんですね。

必要な機能を形にしているんです。

なぜ、このような形なのかといった理由が明快かつシンプル。

ゆえに不要な装飾は意味のないものなんです。

そして椅子並み(もしくはそれ以上)に体に触れるものなのでディテールにはものすごく気を使います。

実際に手を動かしてみて初めて分かることばかり。

正直かなり得るものが多かったです、ハイ。

つまりこの感覚を椅子にフィードバックすることで少しは洗練された椅子作り出来るのではないか(-o"-;)?といったところを狙ったわけです。


そして今回、「佐久」をテーマとした時に、


さて、どうするかと(-_-;)…


ここで最近よく耳にする「地産地消」が浮かびました。

この地で採れた材を使い、この地の方に利用していただこうと。

なので、一部の材については北佐久郡立科産のカラマツを使用。

更に今回一部を草木染の仕上げとしましたが、これも自分の庭で自生している植物から採取することにしました。

これを地元佐久市の方に使われるのなら一つの「地産地消」の答えとならないか、と。


さて、なぜカラマツなのか?

それは、ちょっち固い話ですが、

戦後、将来の需要を見込んで日本各地では大規模な植林が行われ、長野県は積極的にカラマツの植林を行い、造林面積の50%までカラマツとなったのですな。

育苗容易で、根付きもよく、成長が速いため大量生産する樹種として重宝されたのです。

カラマツは割れや狂いが生じやすく、板材としての使用が適せず、工事で使う杭や電信柱としての使用が見込まれていたのです、

がっ、

現代社会では杭には別の素材が、電信柱はコンクリートが使われカラマツは不要な存在に(-_-;)。

ヤニを多分に含むためパルプ材にも適しません。

結局役立たずとなったカラマツは需要がないため採算がとれず放置されているケースも少なくなく、

我々も材の特性上敬遠してきた樹種の一つなんです。

しかし、製材技術の向上によりヤニ抜きが行われ、狂いや割れもだいぶ軽減されてきてます。

木に携わる我々は今こそカラマツを有効利用するべきであると思い、今回この樹種を選び製作した…

という長い下りがカラマツを選らんだ理由なんです、ハイ(-o"-;)/!



今回をカラマツを使い、膳を製作したのですが、このカラマツって針葉樹。

針葉樹って何度か仕上げにトライしたのですがっ、今一つパッとしないのですな。

特に自分が行う仕上げ方法だと(要はオイル仕上げとかカシュー仕上げとかソープ仕上げとか…)。

何かこれぞ、っていうことで行き着いたのが「浮造り仕上げ」でした。

浮造り仕上げとは古くから桐箪笥などでよく見られる仕上げです。

かるかや(ススキ)の根を乾燥させて束ね、ひもで固く巻いた用具を「うづくり」といい、古くはこれを使い、木材の柔らかい部分を削り取ることで木目を浮き立たせる手法のことを「浮造り仕上げ」と呼びました。

この仕上げをすることで固い部分だけが凸部となり比較的傷が付きにくくなり、桐以外にも軟質材であるスギやカラマツにも適しているのです。

我々は「木目」を生かした仕上げを信条としています。しかしながらほとんどの場合、それは平面的なものに留まります。

立体的に削り出した場合、形としては立体であっても木目としては結局は「面」という二次元の表現からは飛び出していません。

目隠しをされた場合、木目を実感することはないかと思います。

鉋(かんな)やノミ、彫刻刀などの刃物の跡を生かした仕上げもあります。

確かにこれであれば目隠しをしてもその刃跡で「木」であることを実感するかもしれませんがそれは「木」であって「木目」ではありません。

むしろ木目の表情を無視した人間の「エゴ」がそこには見えるような気がします。
(と、やや強気な発言ですが(-_-;)…)

しかし浮造り仕上げであれば目隠しをしても木目の起伏が感じられ、それこそが「木目」を生かした仕上げとしての一つの答えではないのかな…

といった思いで浮造り仕上げとしたのです。



さて、そうは思いつつも以前から気になっていたのは、


白木のテーブルに、白木の食器ってかぶりすぎちゃって面白みを感じないな(-_-;)…

もう少し、この、メリハリっちゅーものを出せないかしら(-o"-;)?


そこで選択肢として出てくるのが伝家の宝刀「漆」でしょうね。

耐水性、木目の引き立たせ方、程よい着色ができる、それはすばらしい仕上げ方法ですが

それだけは絶対に選びません。

理由は三つ

1.敏感肌なのでかぶれる

2.値段が高価となる

3.確かに究極の仕上げの一つではあるが選択肢として安易すぎる


まっ、実情を申しますと1.という身体的な理由はありますが、その場合は外注に出せばよいことですよね

しかしいくらものの良さが引き立っても2.という現実問題はユーザーへのハードルを高くします。

それでは今回のデザインフェアの一つの目的である交流の場から浮いちゃうかな(-o-;)?
(と、一人思う木工屋であった…)

でっ、3.で主張していることは率直なところ、“漆”仕上げが単に悔しいというのが本音です、ハイ(-_-;)…

さて、他にどんな仕上げ方法があるかと、先ほどの浮造り仕上げについて掲載している資料を読み進めると、

桐箪笥などは浮造りで仕上げたあと、ヤシャブシ(カバノキ科の落葉小高木)の実を煮出した液に硫酸鉄の水溶液を添加して塗布する仕上げから草木染が木工に活用できることを知りました。

草木染めとは主に植物の葉、茎、根、実などを煮だした液と金属イオンと結合させて発色させる染め方です。

金属イオンとの結合を媒染といい、アルミニウム、銅、鉄分などを溶かした液が媒染液となります。

金属イオンということで抵抗をお持ちになる方もいらっしゃると思いますが、ナスの糠漬けにはミョウバンとか鉄釘を使い、私たちの口に入っていきます。

決して危険な薬品ではないのですな。

染色材料も今ではインターネットで買える時代ですが、今回、地産を目指すのであれば、自分の庭で自生している範囲でやれないか試すことにしましたっ(-o"-;)/!


これはどうかと…


煮出しては、


_| ̄|○…


といった日々が続きました。

検証したのは30例以上。

かなり行き詰まり見せた時

これなら…

とトライしたら、

個人的にはかなりイケル仕上がりとなりました。

時期も幸いしました。

というのも色々と検証したのが秋口。

この時期、ひと夏越した植物は鍛え上げられ、かなり濃厚な、はっきりとした発色をします。

逆を言うと冬になったら植物は枯れちゃいますので採取はほぼ不可能(-_-;)。

夏だと早すぎて発色が弱かったことでしょう。

時期には助けられました、ハイ。


でっ、作品自体の意匠についてですが、

膳は反り止めを兼ねた足を付け、エッジをシャープに仕上げることで浮遊感と天面の強調を心がけました。
DSCN0610.jpg

また、実際、口に触れるカトラリーについてですが、こういったものが木である最大の特長は「口当たりが優しい」という点です。
DSCN0621.jpg

金属ほど重たくなく、金属ほど固くなく、金属ほど冷たくありません。

しかしながら強度を確保するためにやや無骨な仕上がりとなることが多々あります。

「口当たり」を考慮した時、この無骨さがネックになります。

今回提案した食器は口当たりを良くする「薄さ」と強度とのせめぎ合いでした。

失敗作には照明にあてると透けて見えるものも(-_-;)…

といったことでかなり“削り”を攻めて製作しのがこのスプーンです。。
DSCN0598.jpg

また、フォークは魚など柔らかいものぐらいなら切れるナイフとしての役割も果たすため側面をシャープにしてあります。
DSCN0156.jpg

結果これらカトラリーはかなりの軽量化が図られました
(また、ここでも“軽量化”か(-_-;)…)

箸は浮造り仕上げの箸ケースとセットにして用意。
DSCN0602.jpg

といった次第で長々となりましたが、食器であっても今回、かなり力を入れて製作いたしました。
DSCN0630 - コピー

他の皆さん方はこれ以上の多くの努力をされた作品ばかりを今回出品されています。

佐久近郊でお住まいの方はぜひとも佐久デザインフェアにお越しいただきますようお願い申し上げますm(_ _;)m。

ふぅ、長かった(-o-;)…

最後までお付き合いいただきました方々にはお礼申し上げます。



●お知らせその1●

神奈川県でやられている田澤祐介さんの個展が開催中。

「木工 田澤祐介」

開催日:11月27日(日)まで

開催時間12:00-20:00

開催地:アート&クラフト 十三夜

    〒531-0072 大阪市北区豊崎5-1-15

TEL:070-5659-3033

地下鉄御中津駅1番出口から東へ徒歩5分

※田澤さんのサイト→コチラ


●お知らせその2●

「信州・佐久をデザインで豊かにする」

佐久デザインフェア2011に出品します。

開催日:11月25日~27日

開催場所:元麻布ギャラリー 11:00-19:00

    「佐久」をデザインする

     三月九日青春食堂 11:30-14:00/17:00-19:00

     佐久の「食」をデザインする

     ※こちらに出品します!

     ネモファニチャー 11:00-19:00

     佐久の「生活」をデザインする

入場無料

※11月25日は青春食堂にて終日当番です。

ぜひお立ち寄り下さい!


これ以外にもワークショップの開催や座談会等、イベント盛りだくさん!

出品作家の一覧も公開されましたっ!!

詳細は下記サイトまで

http://d39.jp/


本日はここまで
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プロフィール

おでみつ

Author:おでみつ
軽井沢にて木工制作業をしています。
2児の父です
カミさんが怖いです(-o-;)…

ホームページを開設してます。

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