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2017-09

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本日は美術品の修復にとらいでございました(-_-;)…あんど3月前半だいじぇすと - 2014.03.14 Fri

ということでっ、

いつもの流れですと、

3月前半のだいじぇすとー

となるのですが、良い経験させていただいたのでそのお話でも。

というより今月前半はコレで追われました。

依頼内容は

欄間の補修

これがただの欄間ではなく彫刻家が装飾を施したもの。

しかも本人が彫刻家誕生の切っ掛けとなった記念の作品であるという貴重なもの。

でっ、その彫刻家というのが「北村西望氏」。

一般の方にとっては名前をご存知ではなくても代表作「長崎平和祈念像」はどなたでもご存知でしょう。

wikiってみると、代表作以外に文化勲章やら文化功労者顕彰、紺綬褒章受章。日展名誉会長になったり東京都名誉都民やら長崎県名誉県民やら…

でっ、日本彫刻会では氏の功績を称え、同会展覧会における最優秀作品に「北村西望賞(単に『西望賞』とも)」の名を冠している、んですって…

そんな高名な方の処女作(現存する2作のうちの一つ)「欄間 葦に雁(井の頭自然文化園彫刻園所蔵)」を


直せと(-_-;)?


と以前の自分でしたら及び腰となるのですが、昨年の家具の複製作業以来、


人間本気になれば何でも出来るもんだな(-o-)…


と思うようになっちゃったんで引き受けました(コレがいつか過信となって天罰がおちない事を祈ります(- -;)…)

でっ、こちらが補修前の状況。
kitamura-1.jpg


額縁もボロボロなので新たに新調し、額装作業も。
kitamura-2.jpg

まずは額縁の分解作業。
kitamura-3.jpg

作品に直接張り付いていた和紙は撤去しますがいかんせ作品が割れているので極力ストレスが掛からないようそろりそろりと(-o"-;)…
kitamura-4.jpg

撤去後の状態。作品の裏側を見れるのはごく僅かな人たちだけでしょう←だからどうした。
kitamura-5.jpg

取りこぼしたノリもフキフキ。
kitamura-6.jpg

でっ、前面に張り付いていた木枠ですがこれがダボで固定されていたのですな。
kitamura-7.jpg

当時を考えると天然乾燥による割れが原因かと思っていましたが、コチラの方が大きな要因になっていたようです(と、推理するのが補修は楽しい(-o-)/)。

といった次第で作品には今後ストレスをかけさせないためにも額縁内にクリアランスを取り、動いても大丈夫な仕様で製作することにしました。

とはいえ、ルーブルクラス(とはモナリザの額縁ですが、支持体が反りやすいポプラ材だったため作品にクラックが入る事態となり現在は木と金属の合わせワザにて保管されております(-o-)b)までは気張りませんよ。

さて、補修作業ですが、通常の照明だけでは暗かったので別のライトも用意。何だかオペをしている気分でしたよ(-_-;)…
kitamura-8.jpg

なんてやっている間にガラスが到着ー。鑑賞に配慮し、無反射ガラスを用意しました。
kitamura-9.jpg

さて、実際の補修作業ですが木肌に合わせ、削り出しをしていきます。
kitamura-10.jpg

ここでもトンボ印の彫刻刀が大活躍だっ(-o"-;)/!
kitamura-11.jpg

充填するパテは箇所箇所に合わせてその都度調合(当然乾燥後の変色をイメージしながら)。
kitamura-12.jpg

でっ、それでまかない切れないというのが現実であとは筆で彩色していきます。

でっ、ここでいきなり裏板登場ー
kitamura-13.jpg

ここに取り出しましたるは和紙ですがここは頑丈な楮和紙をチョイスしましたよ。
kitamura-14.jpg

今後のメンテナンス(紙が焼けて変色する可能性もありますので)に考慮して障子ノリを使用しました(ココでゴム系なんぞ使用したら悲惨な結末が待っています…)
kitamura-15.jpg

こうやってウリヌリしていると「自分は建具屋か(-o"-;)?」と勘違いしそうです。
kitamura-16.jpg

乾きを待つ間にガラスが収めるか念のため確認(キャラ的に入らない可能性が高いので(-_-;)…)←しかしなんて不安定な場所でやっているんだ…とはご指摘されないで下さいm(_ _;)m。とにかく工房がせませまなので……
kitamura-17.jpg

でっ、破損箇所10箇所はこのように対応

前と
kitamura-18.jpg


kitamura-19.jpg

前と
kitamura-20.jpg


kitamura-21.jpg

前と
kitamura-22.jpg


kitamura-23.jpg

前と
kitamura-24.jpg


kitamura-25.jpg

前と
kitamura-26.jpg


kitamura-27.jpg

前と
kitamura-28.jpg


kitamura-29.jpg

えっ?しつこいって(-o"-;)?失礼しましたm(_ _;)m。

額縁は安定性の高いナラ材を使用し、黒色染めをした後耐候の高いカシューにて拭き仕上げ。
kitamura-30.jpg

厳重な梱包を行い出荷しました。

しかし、美術品の補修作業は“初”でしたが良い勉強となりました。

どこまで違和感のないように修正していくか。

また一つ技術を習得した気がします、いやっ、気のせいかも(-_-;)…


※“えふびぃぺーじ”開設してます。ご高覧いただけましたら幸いですm(_ _;)m…

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Author:おでみつ
軽井沢にて木工制作業をしています。
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